2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

いよいよです!

いよいよ、明日から「ク・ナウカで夢幻能な『オセロー』」公演が始まります!おさらい。(博物館の方から、コメントをいただいて間違いに気が付きましたので、以下のように訂正いたします。当ブログのご愛読、ありがとうございます…^^;) 予約済みの方。 家…

今日は雨。 わかってはいるんです。野外ですから…。しかし雨が降ると、本当に作業も大変、稽古も大変。 でもでも!そこにまた幽玄の境地があったりするんです。(本当に?)雨にも負けず、ビッグスマイルで撮影に応じてくれたこの人は、地謡座のひとり、たき…

ク・ナウカで無限脳(← この方があってるかもしれない)なオセロー。 衣装あわせの図。その2

照明仕込みに平行して、役者たちのメイクチェックです。 メイクの終わった役者から仕込みを手伝っているので、だんだん誰だかわからない人が増えていきます。 加藤&大道無門 の男優コンビ。 女優の美しさばかりが取り上げられがちなク・ナウカですが、男優…

いよいよ明日初日を迎えるので、とりあえずこの問題に関しては答えを公表! 答えは、「片岡佐知子」さんでした! 音楽監督の棚川さんと、エンディングの曲の猛練習中にぱちり。 明日はすてきな演奏&演技を楽しみにしています♪正答者はいなかった模様。 ささ…

日もとっぷりと暮れた東京国立博物館、一般の入場者と入れ替えにぞくぞくと集まってくるのは…ク・ナウカの俳優・スタッフ陣です。今日は昨日つけられなかった囃子方部分の屋根をつけることが最優先事項。 しかし、さすがに晩秋ともなると非情にもあっさりと…

今日は、いよいよ東京国立博物館入りです! よく晴れて気持ちのいい一日となりました。今日は『オセロー』出演者以外の俳優も仕込みのために集まっています!めちゃめちゃはりきっているのは、女優の「なっちゃん」です。どのくらい張り切っていたかというと…

さて、今日はロハメンバーについてご紹介します♪ロハメンバーズは、ク・ナウカ特有のスカラシップシステムです。「ク・ナウカは全作品押さえたい、でもどうにもカネが続かない」という若きエンゲキ人のために『ロハメンバーズ』制度というものがあります。 …

今日は、アートネットワークジャパン主催の稽古場見学会。 ク・ナウカでは、ロハメンバーのように稽古場を見学できる制度を設けているけれど、今回のはANJ主催の、稽古場見学会。当然一気にたくさんの方が稽古場を見学することになり、稽古場にもちょっとい…

今日は稽古場に一橋大学の小関先生とそのゼミの生徒さん、そして、Coversation&Companyのプロデューサー前田さんがいらっしゃいました。小関先生からのコメント。 「初めて稽古の様子を見学し、大いに刺激を受けました。音符一つを突き詰めてゆく姿勢が印象…

今日は、ロハメンバーズの並河さんと、昨年静岡でやった「忠臣蔵」に市民参加されていた青島さんが稽古場にいらっしゃいました。ロハメンバーズとは? これは、あなたがク・ナウカFANでしかも30歳以下ならばかなりお得な制度なんですよ!これについては、ま…

今回の謡曲台本を書いて下さった平川先生が稽古場に来てくださいました。ブラーヴォ!を連発して帰っていかれました。

スクープです!あの美加理さんの、美しさと集中力を高めるための儀式を知ってしまいました!「寒くなって参りましたね。 疲れた体を癒すには、少しの?お酒とお風呂です。」微笑む美加理さんは、更に続ける。「お風呂での読書が何よりのリラックス法です。」…

利賀演出家コンクールで「スラブ・ディフェンス」に出演されていたレクラム舎の鈴木さんが稽古場にいらっしゃいました。

夢幻能ってどんなもの?(平川)

夢幻能は、前場・後場の複式の仕立てで、前場では土地の普通の人と思われていた前ジテがその実は亡霊であって後場で後ジテとしてその正体をあらわす。そして主人公のシテは、その人の人生の危機的な瞬間をワキの旅人(しばしば僧である)が見ている前で再現…

ここの演出家は、『語らせたらとまらない』ことでは定評があるやうでございます。 今日は『夢幻能オセローとの出会い』について、語っております。。。●「夢幻能オセロー」との出会い この上演のきっかけは、雑誌「文學界」に載っていた、平川祐弘さんのアー…

●夢幻能「オセロー」のデズデモーナ しかし複式夢幻能形式の「オセロー」の場合はデズデモーナがシテになっていまして、殺されたデズデモーナの魂魄が、前ジテではサイプラスの娘のなりで出て来て、旅の僧侶と話していると、やがて正体を現し、後ジテではデ…

●なぜ能は現代人に「わからない」のか――時間感覚の問題 もう一つのわからなくなっている理由は、謡(うたい)という母音を伸ばしてしまう手法の問題です。実は、日本語を音楽的に言うための手法としては、「母音を伸ばす」という方法以外ひとつも思いつかれ…

●「わかる」能 基本的に、今回は能の謡曲本をまったく読んだことがないような観客に向けて作っています。能の持っている優れている点を抽出して、現代を生きている人間の速度感にそぐうように表現できないだろうか、ということですね。能の手法が確立した時…

●祝祭としての「能」 ただ一方で、能は、観客まで含めて考えると、やはり共同体(ムラなど)が全体で行っている鎮魂の儀式であり、自分たちの共同体をことほぐためのマツリなんです。だからそこは近代以降の芸術とはやっぱり違う。そこが僕の惹かれるところ…

チケット予約オープン!!

チケット予約が開始されました。お早めにご予約ください。 座席はエリア別の自由席です。 ◎エリアA 前売5300円(当日5500円) ◎エリアB 前売4300円(当日4500円) ◎ユースチケット(25歳以下) 2500円 ※ユースチケットは劇団でのみ…

ぶらぶら散歩1<日本庭園>

『オセロー』の公演が行われるのは、本館浦の日本庭園。ここは鬱蒼と繁る木立の中に池を中心に、転合庵、六窓庵、春草廬、応挙館、九条館と移築された5棟の建物が点在します。残念ながら、内部は一般公開はされていませんが、外観の美しさと時間の流れを味…